櫟亭琴魚(読み)れきてい きんぎょ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「櫟亭琴魚」の解説

櫟亭琴魚 れきてい-きんぎょ

1788-1831 江戸時代後期の戯作(げさく)者。
天明8年生まれ。殿村安守の弟。伊勢(いせ)(三重県)松坂の人。文化5年滝沢馬琴の門にはいる。兄と師の本「犬夷(けんい)評判記」を校訂。浮世絵師合川珉和と親交があった。天保(てんぽう)2年11月21日死去。44歳。名は精吉。字(あざな)は守親通称は定四郎。作品に「刀筆青砥石文」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android