櫛畳紙(読み)くしだとう

精選版 日本国語大辞典 「櫛畳紙」の意味・読み・例文・類語

くし‐だとう ‥だたう【櫛畳紙】

〘名〙 櫛など、髪を結う道具を入れる畳紙(たとうがみ)。渋をひいた厚紙折目をつけ、たたみこむようにしたもの。
洒落本・青楼昼之世界錦之裏(1791)「きゃうだいをならべ、くしだとう、はんざうなどとりそろへるほどなく」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android