櫓幕(読み)ヤグラマク

デジタル大辞泉 「櫓幕」の意味・読み・例文・類語

やぐら‐まく【×櫓幕】

に張りめぐらす幕。
江戸時代劇場などの櫓の三方に張り渡した幕。正面に興行主の定紋が染め抜いてある。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「櫓幕」の意味・読み・例文・類語

やぐら‐まく【櫓幕】

〘名〙
やぐらに張りめぐらす幕。
② 特に江戸時代、劇場のやぐらに張りめぐらす、座元の定紋を染め抜いた幕。
※雑俳・住吉おどり(1696)「見るからに心色めくやぐら幕」

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