橘屋(読み)タチバナヤ

デジタル大辞泉 「橘屋」の意味・読み・例文・類語

たちばな‐や【橘屋】

歌舞伎俳優の屋号。12世以後の代々市村羽左衛門、およびその一門が用いる。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「橘屋」の意味・読み・例文・類語

たちばな‐や【橘屋】

歌舞伎俳優一二世市村羽左衛門からの、代々の羽左衛門およびその一門の屋号。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

百科事典マイペディア 「橘屋」の意味・わかりやすい解説

橘屋【たちばなや】

歌舞伎俳優市村羽左衛門(12世以降)の屋号。代々の羽左衛門が座元を勤めた市村座の櫓(やぐら)の紋をとった。
→関連項目屋号

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

デジタル大辞泉プラス 「橘屋」の解説

橘屋〔屋号〕

歌舞伎役者の屋号のひとつ。市村羽左衛門、市村家橘(かきつ)などが使用

橘屋〔日本酒〕

宮城県、合名会社川敬商店の製造する日本酒

出典 小学館デジタル大辞泉プラスについて 情報

世界大百科事典(旧版)内の橘屋の言及

【市村羽左衛門】より

…俳名家橘。家号橘屋。21年(文政4)座元をつぎ,羽左衛門を襲名,市村座を再開場した。…

※「橘屋」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android