橋本 英吉(読み)ハシモト エイキチ

20世紀日本人名事典 「橋本 英吉」の解説

橋本 英吉
ハシモト エイキチ

昭和期の小説家



生年
明治31(1898)年11月1日

没年
昭和53(1978)年4月20日

出生地
福岡県

本名
白石 亀吉

学歴〔年〕
高等小学卒

経歴
郵便局員、豆腐行商などを経て三井田川鉱業所に入り支柱夫を8年ほどする。大正11年上京し、13年博文館にモノタイプ工として入社するがストライキで解雇され、その後労働運動のオルグ活動をする。15年「炭脈の昼」を発表し、昭和2年文芸春秋社に入社。プロレタリア文学運動に参加し「嫁支度」「棺と赤旗」などを発表し、5年「市街線」を発表。6年共産党に入党し、検挙されたこともある。その他の作品に「衣食住その他」「炭坑」などがあり、戦後も「富士山頂」などを発表した。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

367日誕生日大事典 「橋本 英吉」の解説

橋本 英吉 (はしもと えいきち)

生年月日:1898年11月1日
昭和時代の小説家
1978年没

出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報

今日のキーワード

靡き

1 なびくこと。なびくぐあい。2 指物さしものの一。さおの先端を細く作って風にしなうようにしたもの。...

靡きの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android