橋を掛ける(読み)はしをかける

精選版 日本国語大辞典 「橋を掛ける」の意味・読み・例文・類語

はし【橋】 を 掛(か)ける

① 橋を取りつける。はしを渡す。
御伽草子物くさ太郎(室町末)「島より陸地(ろくぢ)へそりはしをかけ」
② なかだちをする。わたりをつける。関係をつける。はしを渡す。
浮世草子好色五人女(1686)二「我堀川の橋(ハシ)かけて此恋手に入て」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「橋を掛ける」の意味・読み・例文・類語

はし・ける

橋を取り付ける。橋を渡す。「湾を横切って―・ける」
関係をつける。渡りをつける。
「人頼みして―・け」〈浮・二十不孝・二〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

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