横合が出る(読み)よこあいがでる

精選版 日本国語大辞典 「横合が出る」の意味・読み・例文・類語

よこあい【横合】 が 出(で)

① かたわらのものが差し出る。当事者以外の人が進み出る。直接かかわりのない者がちょっかいを出す。
洒落本・魂胆惣勘定(1754)下「ともだちひはんをうくるも、いらぬ物なれば、さやうのよこあひ出ざるやうに心得べし」
余病を併発する。誤診のため病気が急に重くなったときの医者遁辞
※雑俳・柳多留‐一三(1778)「よこ合が出て湯治からはだか也」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

黄砂

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android