模刻(読み)モコク

デジタル大辞泉 「模刻」の意味・読み・例文・類語

も‐こく【模刻】

[名](スル)元になるものとそっくりに彫刻すること。模勒もろく。「模刻ぼん」「古仏模刻する」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

普及版 字通 「模刻」の読み・字形・画数・意味

【模刻】もこく

石や木に移し刻する。明・劉基劉商の観奕の図に題す〕右、昔人の劉奕の圖を臨す。~其の、實にに妙なり。

字通「模」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

世界大百科事典(旧版)内の模刻の言及

【模写】より

…まねて写すこと,また写したものをいうが,ことに造形芸術において重要な概念である。彫刻の場合,模刻とも呼ぶ。芸術作品の創作には模倣,理想化,表出,象徴といった契機が考えられるが,それらは対象への対応の仕方によって異なっている。…

※「模刻」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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