標尺(読み)ヒョウシャク

デジタル大辞泉 「標尺」の意味・読み・例文・類語

ひょう‐しゃく〔ヘウ‐〕【標尺】

水準測量で、計測点に垂直に立て、水準儀の水平視線の高さを読み取るための目盛り尺。箱尺・折れ尺などがある。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「標尺」の意味・読み・例文・類語

ひょう‐しゃく ヘウ‥【標尺】

〘名〙 水準測量で、水準儀の水平視線の高さを決めるために用いる縦の物差。ふつう、ポールや箱尺が用いられる。標準尺度
春城随筆(1926)〈市島春城〉趣味談叢「私は定尺豆本よりも大きく極めた。即ち竪三寸五分幅二寸五分のものを蒐集の標尺とした」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

百科事典マイペディア 「標尺」の意味・わかりやすい解説

標尺【ひょうしゃく】

水準測量で用いる物差。細長い箱状の物差の一面に目盛が1cmごとに目盛ってあり,付属円形気泡(きほう)管でこの物差を地面に垂直に立てる。普通2本1組で使い,標尺の中間に水準儀をおいて水準測量を行う。

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android