様子をする(読み)ようすをする

精選版 日本国語大辞典 「様子をする」の意味・読み・例文・類語

ようす【様子】 を する

① 思わせぶりをする。媚を示す。
談義本・養漢裸百貫(1796)五「往来女客を呼込近付でもない人に微笑(すこしゑみ)を含で様子(ヨウス)をするゆへ」
容姿を飾る。体裁をつくる。気どる。
※当世人情うけさしいやみの見立(1830‐44)「浴衣かたびら着て、むしゃうに突き襟して様子する、うぬぼれ」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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