様器・楊器(読み)ようき

精選版 日本国語大辞典 「様器・楊器」の意味・読み・例文・類語

よう‐き ヤウ‥【様器・楊器】

〘名〙 規定どおりの法量にしたがって作製された儀式用食器の総称
※宇津保(970‐999頃)国譲中「そこに氷(ひ)召せば、小さく割りて蓮の葉に包みてやうきに据ゑて」
類聚雑要抄室町)一「様器寸法、飯坏〈口径五寸五分〉、汁坏〈口五寸〉」

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