槐花(読み)かいか

精選版 日本国語大辞典 「槐花」の意味・読み・例文・類語

かい‐か クヮイクヮ【槐花】

〘名〙 マメ科の落葉高木エンジュの花。乾燥したものを止血薬とする。また、蕾(つぼみ)から黄白色の画料を製する。
※和漢朗詠(1018頃)上「槐花雨潤ふ新秋の地、桐葉風涼し夜になんなむとする天〈白居易〉」 〔戴叔倫‐送車参軍江陵詩〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

普及版 字通 「槐花」の読み・字形・画数・意味

【槐花】かいか(くわいくわ)

槐樹の花。唐・戴叔倫〔車参軍を江陵に送る〕詩 槐ち盡して、柳陰し 索(せうさく)たる涼天楚客

字通「槐」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

日本大百科全書(ニッポニカ) 「槐花」の意味・わかりやすい解説

槐花
かいか

エンジュ

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android