榛原[町](読み)はいばら

百科事典マイペディア 「榛原[町]」の意味・わかりやすい解説

榛原[町]【はいばら】

静岡県南部,駿河湾に臨む榛原郡の旧町。牧ノ原一部を占め,茶の栽培取引が盛ん。ミカン,スイカ,ダイコンも産する。海岸風光にすぐれ,海水浴場がある。2005年10月,榛原郡相良町と合併し市制牧之原市となる。53.36km2。2万5095人(2003)。

榛原[町]【はいばら】

奈良県北部,宇陀川上流域の山地を占める宇陀郡の旧町。主集落は古くから伊勢街道宿場町として発達,近鉄大阪線が通じる。良質のスギヒノキ多産ナスキュウリなどの野菜,花木,シイタケの栽培が盛ん。2006年1月,宇陀郡大宇陀町,菟田野町,室生村と合併し市制,宇陀市となる。64.41km2。1万9404人(2003)。

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

今日のキーワード

黄砂

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android