榊原 紫峰(読み)サカキバラ シホウ

20世紀日本人名事典 「榊原 紫峰」の解説

榊原 紫峰
サカキバラ シホウ

明治〜昭和期の日本画家



生年
明治20(1887)年8月8日

没年
昭和46(1971)年1月7日

出生地
京都府京都市

本名
榊原 安造

学歴〔年〕
京都市立美術工芸学校〔明治37年〕卒,京都市立絵画専門学校

主な受賞名〔年〕
日本芸術院恩賜賞〔昭和37年〕

経歴
画家榊原蘆江の二男。第3回文展に「動物園の猿」を出品、第5回文展に出品した「花曇り」が3等賞となった。以後文展に出品を続けたが、大正7年土田麦僊、小野竹喬らと国画創作協会を結成、「赤松」「奈良の森」「雪柳白鷺」「獅子」などを出品した。昭和3年同会解散、その後は画界を離れ、12年京都市立絵画専門学校教授、14年文展審査員、37年日本芸術院恩賜賞受賞。花鳥画を得意とし「花鳥画を描く人へ」「花鳥画の本質」のほか「紫峯芸術観」などの著作がある。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

367日誕生日大事典 「榊原 紫峰」の解説

榊原 紫峰 (さかきばら しほう)

生年月日:1887年8月8日
明治時代-昭和時代の日本画家。京都市立絵画専門学校教授
1971年没

出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報

今日のキーワード

青天の霹靂

《陸游「九月四日鶏未鳴起作」から。晴れ渡った空に突然起こる雷の意》急に起きる変動・大事件。また、突然うけた衝撃。[補説]「晴天の霹靂」と書くのは誤り。[類語]突発的・発作的・反射的・突然・ひょっこり・...

青天の霹靂の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android