楽亭西馬(読み)らくてい さいば

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「楽亭西馬」の解説

楽亭西馬 らくてい-さいば

1799-1858 江戸時代後期の戯作(げさく)者。
寛政11年生まれ。江戸の版元西宮新六の子。家業をつぎ同名を名のる。式亭三馬にまなび,合巻本をかき,5代瀬川菊之丞らの代作をした。文政12年の大火で類焼し,家業は衰退した。安政5年8月14日死去。60歳。別号に夷福亭宮守,福亭禄馬作品に「弓張月春廼宵栄(ゆみはりづきはるのゆうばえ)」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android