極詰(読み)ごくづめ

精選版 日本国語大辞典 「極詰」の意味・読み・例文・類語

ごく‐づめ【極詰】

〘名〙 京都宇治茶園から産出する最上抹茶(まっちゃ)の名。濃茶(こいちゃ)に用いるもの。極無上。極上。極。
※俳諧・江戸八百韻(1678)木何「細な露手代が心ためされて〈青雲葉末の匂ひ残る極詰〈如流〉」

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デジタル大辞泉 「極詰」の意味・読み・例文・類語

ごく‐づめ【極詰(め)】

宇治産の最上の抹茶。濃茶こいちゃに用いる。極上。

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