極月(読み)きわまりづき

精選版 日本国語大辞典 「極月」の意味・読み・例文・類語

きわまり‐づき きはまり‥【極月】

〘名〙 (極月(ごくげつ)を訓読した語。一年最後の月の意から) 一二月。師走。ごくげつ。きわまるつき。
咄本醒睡笑(1628)四「年のよりて見苦しうなるいはれに一年中のきはまり月をしはすとはいふならん」

ごく‐げつ【極月】

〘名〙 (年の極(きわ)まる月の意) 一二月の異称。《季・冬》
※康頼宝物集(1179頃)上「霜月の末極月の初め計りに笋を食なんと願ひければ」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「極月」の意味・読み・例文・類語

ごく‐づき【極月】

ごくげつ(極月)」に同じ。

ごく‐げつ【極月】

12月の異称。しわす。ごくづき。 冬》

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