極まる(読み)キワマル

デジタル大辞泉 「極まる」の意味・読み・例文・類語

きわま・る〔きはまる〕【極まる/窮まる】

[動ラ五(四)]
ぎりぎりの状態までいく。限度限界に達する。「感―・って泣く」「―・るところを知らない征服欲」
形容動詞語幹に付いて)この上なく…である。「退屈―・る話」
(「谷まる」とも書く)動きがとれなくて困りはてる。窮する。「進退―・る」
終わりとなる。果てる。尽きる。
つはもの尽き、矢―・りて」〈徒然・八〇〉
決まる。定まる。
たこの足は日本国が八本に―・りたるものを」〈浮・胸算用・四〉
[類語]尽きる終わる果てる

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

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