楯並て（読み）たたなめて

精選版日本国語大辞典「楯並て」の意味・読み・例文・類語

枕楯(たて)を並べてその間から射る意で、「射る」の「い」と同音を含む地名「いなさ」「いずみ」にかかる。

※古事記（712）中・歌謡「多多那米弖(タタナメテ) いなさの山の木の間よもい行き目守(まも)らひ戦へば我はや飢(ゑ)ぬ」

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