業績連動型配当(読み)ぎょうせきれんどうがたはいとう

ASCII.jpデジタル用語辞典 「業績連動型配当」の解説

業績連動型配当

権利確定日基準として、株主配当される配当金などの利益分配を、企業業績に応じて変動させること。業績が良ければ増額され、悪ければ減額される。これまでは業績に関係なく、習慣的な安定配当型の企業が多かった。しかし、近年の投資ブームにより一般投資家が激増したこと、外国人投資家比重が高まったこと、株の持ち合いが徐々に解消され、投機目的の大型ファンドなどが増えてきたことなどから、業績連動による配当を採用する企業が増えている。明確かつ公正な株主の権利を求める声が高まっていることも、大きな要因と考えられる。

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