楕円軌道(読み)だえんきどう

デジタル大辞泉 「楕円軌道」の意味・読み・例文・類語

だえん‐きどう〔ダヱンキダウ〕【楕円軌道】

天体人工天体がとる軌道のうち、恒星惑星・衛星などの天体を中心とする、離心率が0から1の間の細長い楕円を描く軌道の総称

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「楕円軌道」の意味・わかりやすい解説

楕円軌道
だえんきどう

軌道

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世界大百科事典内の楕円軌道の言及

【地球】より


【公転と自転】
 地球は太陽から平均距離約1.5×108km(およその平均距離1.49597870×108kmを1天文単位という)の円軌道上を,周期約365.2564日(平均恒星年),毎秒29.78km程度の速さで公転している。正確にいえば,ケプラーの法則に従って,太陽を一つの焦点とする楕円軌道を回るが,離心率は他の惑星に比較して,金星とともに小さい。北半球は冬季に太陽が最も近く1.471×108km(近日点),夏季に最も遠く1.521×108km(遠日点)である。…

※「楕円軌道」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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