椿沢村(読み)つばきざわむら

日本歴史地名大系 「椿沢村」の解説

椿沢村
つばきざわむら

[現在地名]見附市椿沢町

北は田井たい村、東は栃窪とちくぼ村、南は亀崎かめざき(現長岡市)、西はかつて八丁沖はつちようおきとよばれた湛水地であった。集落は東山丘陵西麓にある。文明年間(一四六九―八七)の長尾・飯沼氏等知行検地帳(上杉家文書)には飯沼遠江守分高波たかなみ保のなかに岡村彦右衛門尉の給分として「椿沢」がみえる。永禄三年(一五六〇)一〇月吉日の貫屋家兼売券案(来田文書)に「猿沢」とみえるのが当地であろう。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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