精選版 日本国語大辞典 「椿椿山」の意味・読み・例文・類語
つばき‐ちんざん【椿椿山】
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江戸後期の南画家。名は弼(ひつ)、字(あざな)は篤甫(とくほ)、通称は忠太。号は椿山のほかに琢華堂(たくかどう)、休庵(きゅうあん)など。幕府の槍組同心(やりぐみどうしん)で、画(え)とともに武術にも優れていた。画は初め金子金陵に学び、1817年(文化14)金陵が亡くなると同門の渡辺崋山(かざん)についた。崋山は椿山を信頼し、椿山もまた、蛮社(ばんしゃ)の獄(ごく)(1839)で崋山が逮捕されたときには、その救援活動の中心となって奔走するなど崋山の信頼にこたえた。画は惲南田(うんなんでん)や張秋谷(ちょうしゅうこく)風の花鳥画を得意とし、また崋山に倣って肖像画もよくしたが、まじめで穏やかなその作風は椿山の人柄をしのばせる。代表作に『高久靄厓(たかくあいがい)像』、『蘭竹図屏風(らんちくずびょうぶ)』(大倉集古館)がある。
[星野 鈴]
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…そのため崋山は在所蟄居(ちつきよ)を命ぜられ,2年後に在所田原で自殺した。門下に崋山の肖像を描いた椿椿山(つばきちんざん)や岡本秋暉(しゆうき)らがいる。代表作に《鷹見泉石像》(国宝,東京国立博物館),《千山万水図》(重文)など,また著書に《慎機論》《西洋事情御答書》などがある。…
※「椿椿山」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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