検視・撿視(読み)けんし

精選版 日本国語大辞典 「検視・撿視」の意味・読み・例文・類語

けん‐し【検視・撿視】

〘名〙
① 事実をよく調べること。事実の取り調べをすること。また、その人。
※授業編(1783)七「かかる字は何れの門にあるべしと其所を検視して」 〔後漢書‐杜根伝〕
② 特に、変死者または変死の疑いのある死体について、その死亡犯罪によるものかどうか調べること。検死検屍
※雑俳・柳多留‐三(1768)「かさなって居るでけんしのにが笑ひ」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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