椎体(読み)ついたい

精選版 日本国語大辞典 「椎体」の意味・読み・例文・類語

つい‐たい【椎体】

〘名〙 椎骨の中央部にある円柱状の部分。〔生物学語彙(1884)〕

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デジタル大辞泉 「椎体」の意味・読み・例文・類語

つい‐たい【椎体】

椎骨の主要部で、円柱状の部分。ここから椎弓が出る。

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世界大百科事典(旧版)内の椎体の言及

【脊椎】より

…脊柱は脊椎動物の頭蓋の直後から尾部まで伸びる中軸的な支持構造で,頭蓋とともに脊椎動物の体制の特色として最も重要なものである。椎骨は原則として,前後に関節で連なるほぼ円柱形をした椎体(円口類にはない)と,その背方にあって脊髄の通る穴(椎孔)を取り囲むΛ型の部分つまり神経弓(椎弓)とからできている。神経弓の両側にはがんじょうな横突起が突出し,肋骨との関節部をなす。…

※「椎体」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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