植物ケイ酸体(読み)しょくぶつけいさんたい

世界大百科事典(旧版)内の植物ケイ酸体の言及

【プラント・オパール】より

…イネ科植物などに含まれる多量のケイ酸が細胞に集積したもの。植物ケイ酸体,植物タンパク石ともいう。とくに葉身にある細胞ケイ酸体は,種により特有の形と大きさを示し,考古学などではこれを利用し,遺跡の土壌や土器の胎土中のプラント・オパールの同定により,農耕の起源に迫ろうとする研究が進められている。…

※「植物ケイ酸体」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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