植村文楽軒(1世)(読み)うえむらぶんらくけん[いっせい]

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「植村文楽軒(1世)」の意味・わかりやすい解説

植村文楽軒(1世)
うえむらぶんらくけん[いっせい]

[生]宝暦1(1751)
[没]文化7(1810)
人形浄瑠璃文楽座座主。姓は正井。文楽軒は号。淡路 (または阿波) 出身で,寛政年間 (1789~1801) 大坂高津新地に人形浄瑠璃の席 (小劇場) を創立。これは文化8 (11) 年2世のとき,常打ち劇場となった。

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