棟別(読み)むなべつ

精選版 日本国語大辞典 「棟別」の意味・読み・例文・類語

むな‐べつ【棟別】

※寛永刊本蒙求抄(1529頃)二「守護が点検して、是を以て、年貢を取ぞ。こなたの、棟(ムナ)別など云やうなぞ」

むね‐べつ【棟別】

〘名〙 「むねべつせん(棟別銭)」の略。
※米沢本沙石集(1283)八「彼寺うちつづきて炎上あり。むね別なむどいひて、心ならず奉加をもちて功ををへる」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報