梅香を桜の花に匂わせて柳の枝に咲かせたい(読み)うめがかをさくらのはなににおわせてやなぎのえだにさかせたい

精選版 日本国語大辞典 の解説

うめがか【梅香】 を 桜(さくら)の花(はな)に匂(にお)わせて柳(やなぎ)の枝(えだ)に咲(さ)かせたい

それぞれの持ち味の一番よい点だけを、一ところに集めたいということ。
※八代集抄本後拾遺(1086)春上「梅がかをさくらの花に匂はせて柳がえだにさかせてしがな〈中原致時〉」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android