梁上(読み)りょうじょう

精選版 日本国語大辞典 「梁上」の意味・読み・例文・類語

りょう‐じょう リャウジャウ【梁上】

〘名〙 建物の梁(はり)の上。
懐風藻(751)詠雪〈文武天皇〉「林中若柳絮、梁上似歌塵」 〔蔡邕‐短人賦〕

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デジタル大辞泉 「梁上」の意味・読み・例文・類語

りょう‐じょう〔リヤウジヤウ〕【×梁上】

はりのうえ。

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普及版 字通 「梁上」の読み・字形・画数・意味

【梁上】りようじよう(りやうじやう)

はりの上。はりのまわり。〔後漢書、陳寔伝〕盜り。夜其の室に入り、梁上に止まる。寔、~色を正して之れ(子孫)に訓へて曰く、~不善の人、未だ必ずしも本(もと)惡ならず、ひて以て性る。~梁上の君子なる、是れなりと。盜大いにき、自ら地に投ず。

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