桜田門(読み)サクラダモン

デジタル大辞泉 「桜田門」の意味・読み・例文・類語

さくらだ‐もん【桜田門】

江戸城内郭門の一。江戸時代内桜田門桔梗ききょう門)と外桜田門との併称、現在は外桜田門のみをいう。
にあるところから)警視庁、特にその本部のこと。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「桜田門」の意味・読み・例文・類語

さくらだ‐もん【桜田門】

[1] 江戸城内郭(うちぐるわ)門の一つ。城の南西霞が関北東にあたる。江戸時代は内桜田門、外桜田門をいい、現在は外桜田門だけをいう。小田原門。
[2] (一)に面して警視庁があるところから、俗に警視庁や警察をいう。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「桜田門」の意味・わかりやすい解説

桜田門
さくらだもん

東京都千代田区南部,江戸城内堀の門。大老井伊直弼が水戸浪士襲撃で倒れた桜田門外の変で有名。付近に警視庁や司法機関集中

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

世界大百科事典(旧版)内の桜田門の言及

【桜田】より

…1932年ほとんどが芝区田村町に編入された。現在では桜田門と,桜田門から五反田に至る桜田通りにその名を残すにすぎない。桜田門は,内桜田門(桔梗門)に対し正式には外桜田門といい,桜田門外の変で知られる。…

※「桜田門」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android