案出(読み)あんじだす

精選版 日本国語大辞典 「案出」の意味・読み・例文・類語

あんじ‐だ・す【案出】

〘他サ五(四)〙 =あんじいだす(案出)
史記抄(1477)三「厲王の気もちたてて案したいて、使婦人裸而譟之と云は、つびをだいて讙呼させたぞ」

あんじ‐いだ・す【案出】

〘他サ四〙 思いをめぐらして、計画・くふうを思いつく。くふうして考え出す。案出する。案じだす。案じいず。
太平記(14C後)二一「師直如何せんと歎きけるが、すべき様有りと案(アンジ)出して」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「案出」の意味・読み・例文・類語

あん‐しゅつ【案出】

[名](スル)工夫して考え出すこと。発案。「新しい技法を案出する」
[類語]考案創案発案工夫発明一工夫一捻り創意創見編み出す捻り出す

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

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