桂=ハリマン協定(読み)かつらハリマンきょうてい

百科事典マイペディア 「桂=ハリマン協定」の意味・わかりやすい解説

桂=ハリマン協定【かつらハリマンきょうてい】

南満州鉄道満鉄)の日米共同経営に関する予備協定。1905年10月桂太郎首相と米国鉄道企業家ハリマンとの間に交換され,満鉄経営のためのシンジケート組織とその共同所有を約した。ポーツマス講和会議から帰国した小村寿太郎外相の強い反対で,翌年1月解消。

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android