精選版 日本国語大辞典 「格外」の意味・読み・例文・類語
かく‐がい ‥グヮイ【格外】
〘名〙
※宝覚真空禅師録(1346)乾・信州諏方白華山慈雲禅寺語録「玉壺氷解劫前春、鉄樹花開格外新」
② 禅宗の語。普通一般のわくや型にはまらないこと。尋常でないこと。
※正法眼蔵(1231‐53)現成公案「塵中格外、おほく様子を帯せり」
※俳諧・独こと(1718)上「格外といふは打きこゆる所更に前句に付よるべき句とも見えねど、底にてよく付侍りてしかも感深きをいふなるべし」
かく‐はずれ ‥はづれ【格外】
〘名〙 =かくがい(格外)④
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