格(法令)(読み)きゃく

日本大百科全書(ニッポニカ) 「格(法令)」の意味・わかりやすい解説

格(法令)
きゃく

律令(りつりょう)の不備を補い、修正するために出された追加法令。詔・勅・太政官符(だいじょうかんぷ)の形式で発令された。弘仁(こうにん)格・貞観(じょうがん)格・延喜(えんぎ)格などがあり、『類聚(るいじゅう)三代格』に収める。

[編集部]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

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