根性骨(読み)コンジョウボネ

デジタル大辞泉 「根性骨」の意味・読み・例文・類語

こんじょう‐ぼね〔コンジヤウ‐〕【根性骨】

根性を強めて言う語。「根性骨がある」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「根性骨」の意味・読み・例文・類語

こんじょう‐ぼね コンジャウ‥【根性骨】

〘名〙 (根性を支える骨の意)
① 根性②を強めていう語。
※天草本伊曾保(1593)狐と狼の事「キツネワ ニクイ ヤツガ conjǒbonecana(コンジャウボネカナ)、サテワ ショウ コトガ アルゾト ヲモイ」
② 困難に耐えてゆくことのできる強い気持。どしょうぼね。
※いさなとり(1891)〈幸田露伴九一「我を頼むとあれば痩せた腕の下に隠匿(かくま)って与(や)る根性骨(コンジャウボネ)は持って居るは」

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