株金(読み)かぶきん

精選版 日本国語大辞典 「株金」の意味・読み・例文・類語

かぶ‐きん【株金】

〘名〙
江戸時代株仲間の株を買う金。
※滑稽本・素人狂言紋切形(1814)下「それは又株金(カブキン)を出して売買にはならぬことで」
※会社弁(1871)〈福地桜痴〉貸附会社取建の主意「卑賤の者に至りては此株金に不足なる高を所持し」
③ 株を買う資金
花間鶯(1887‐88)〈末広鉄腸〉中「金尾始め四五名の紳士を説いて株金(カブキン)を募集し」

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デジタル大辞泉 「株金」の意味・読み・例文・類語

かぶ‐きん【株金】

株式に対する出資金。

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