百科事典マイペディア 「栃尾[市]」の意味・わかりやすい解説 栃尾[市]【とちお】 新潟県中部,刈谷田(かりやた)川上流,栃尾盆地の旧市。1954年市制。全国有数の豪雪地帯で,江戸時代から家内工業として発達した栃尾紬(つむぎ)の産地として知られ,第2次大戦後は人絹交織から化繊服地,ニット製品の生産に変わった。繊維工業は市の製造品出荷額の5割以上(2001)を占め,ほかに輸送用機器,電気機器工業も進出している。2006年1月三島郡寺泊町,与板町,和島村と長岡市へ編入。204.92km2。2万4719人(2003)。 出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報