柳 つる(読み)ヤナギ ツル

20世紀日本人名事典 「柳 つる」の解説

柳 つる
ヤナギ ツル

大正・昭和期の社会運動家



生年
明治36(1903)年9月6日

没年
平成2(1990)年2月24日

出生地
京都市中京区

学歴〔年〕
京都府立第二高女〔大正8年〕中退

経歴
看護婦、助産婦の資格を取って、東京新宿の二葉保育園旭町分園の保母となり、貧民街の子供たちの養育にあたる。関東大震災後、労働運動に入り、大正14年大阪に行き東洋紡三軒家工場の舎監となるが、15年の争議退職。昭和2年上京して関東婦人同盟執行委員となり、共産党の非合法活動に参加。戦時中は東京の富士電炉(現・オリジン電機)事務員となり、戦後21年社内に労働組合を結成、執行委員。また共産党の活動にも参加。定年後は長野県佐久市で平和運動に従事した。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

367日誕生日大事典 「柳 つる」の解説

柳 つる (やなぎ つる)

生年月日:1903年9月6日
大正時代;昭和時代の社会運動家
1990年没

出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報

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