新撰 芸能人物事典 明治~平成 「柳家 小三治(8代目)」の解説
柳家 小三治(8代目)
ヤナギヤ コサンジ
- 職業
- 落語家
- 本名
- 高橋 栄次郎
- 別名
- 前名=柳家 小ゑん
- 生年月日
- 明治34年 6月3日
- 出生地
- 東京・日本橋
- 経歴
- 母は日本橋住吉町で有名な髪結いであった。幼少の頃近所に住む4代目橘家円喬から可愛がられる。高等小学校卒業後、横浜で傘屋に奉公した後、3代目柳家小さんの門人となり小ゑんを名乗る。昭和4年真打昇進。8代目柳家小三治を名乗る。しかし、まだ7代目小三治(林家三平の実父)がいたため、7代目小三治は7代目林家正蔵に改めることになった。有望視されていたが、戦後の22年、持病の蓄膿症悪化のため噺家をやめ落語協会事務員となった。52年5月引退するまで裏方に徹して活躍した。
- 没年月日
- 昭和52年 11月27日 (1977年)
出典 日外アソシエーツ「新撰 芸能人物事典 明治~平成」(2010年刊)新撰 芸能人物事典 明治~平成について 情報