柔媚(読み)じゅうび

精選版 日本国語大辞典 「柔媚」の意味・読み・例文・類語

じゅう‐び ジウ‥【柔媚】

〘名〙 (形動) たおやかなこと。ものやわらかでなまめいたさま。また、こびへつらうさま。
詩学逢原(1763)下「たとひ生質豪邁(がうまい)ならず、柔媚なる人も、学材さへ厚ければ、強み自然にそなはるべし」 〔新唐書‐庾準伝〕

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デジタル大辞泉 「柔媚」の意味・読み・例文・類語

じゅう‐び〔ジウ‐〕【柔×媚】

[名・形動]なまめかしいこと。こびへつらうこと。また、そのさま。
「―に近いものうさを表わしている」〈芥川・芭蕉雑記〉

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普及版 字通 「柔媚」の読み・字形・画数・意味

【柔媚】じゆう(じう)び

しなやかで美しい。宋・劉〔菊譜〕楊妃、九中に開く。紅なり。千散ずること亂(らんじよう)の如く、枝細小、嫋嫋(でうでう)として態り。此れ實にの柔媚、を爲すなり。

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