析空(読み)しゃっくう

精選版 日本国語大辞典 「析空」の意味・読み・例文・類語

しゃっ‐くう シャク‥【析空】

〘名〙 (「しゃく」は「析」の呉音) 仏語。さまざまな存在(法)を分析して、結局空なのだと知ること。また、分析の結果あらわれた空。
※天台法華宗義集(830)教門「倶用拙度折空之智、折実五陰同帰偏真

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android