松阪の猿はじき(読み)まつさかのさるはじき

事典 日本の地域ブランド・名産品 「松阪の猿はじき」の解説

松阪の猿はじき[人形・玩具]
まつさかのさるはじき

東海地方三重県の地域ブランド。
松阪市で製作されている。起源は不明。明治時代初頭には松阪市内でつくられたという。縁起猿・厄落し猿・厄弾き猿などと呼ばれる。竹弓を弾くと赤い布製の小さな猿が弾ける郷土玩具。松阪市の岡寺山継松寺が厄除けの寺として知られることから、初午の参拝人の土産物としてつくられている。三重県伝統工芸品。

出典 日外アソシエーツ「事典 日本の地域ブランド・名産品」事典 日本の地域ブランド・名産品について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android