松任谷由実(読み)まつとうやゆみ

百科事典マイペディア 「松任谷由実」の意味・わかりやすい解説

松任谷由実【まつとうやゆみ】

歌手作詞・作曲家。東京都出身。多摩美術大学在籍中の1972年,荒井由実の名でデビュー。翌年アルバム《ひこうき雲》を発表。1975年《ルージュ伝言》《あの日に帰りたい》の連続ヒットでニューミュージックの先駆的地位確立,〈ユーミン〉の愛称で親しまれる。1976年音楽家の松任谷正隆と結婚。以後も常に第一線で活躍,鋭い恋愛描写で20〜30代女性を中心に圧倒的支持を受けており,ヒット曲に《真夏の夜の夢》《春よ,来い》など。2013年紫綬褒章受章。
→関連項目歌謡曲

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デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「松任谷由実」の解説

松任谷由実 まつとうや-ゆみ

1954- 昭和後期-平成時代のシンガーソングライター
昭和29年1月19日生まれ。昭和47年レコードデビュー。48年「ひこうき雲」,50年「あの日に帰りたい」などがヒット,ニューミュージック-ブームの先駆けとなり,ユーミンの愛称でしたしまれる。51年音楽プロデューサー松任谷正隆と結婚。呉田軽穂(くれた-かるほ)の名で作品を提供している。平成19年39枚目のシングル「人魚姫の夢」をリリース。東京出身。多摩美大卒。旧姓荒井

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