松ヶ尾城跡(読み)まつがおじようあと

日本歴史地名大系 「松ヶ尾城跡」の解説

松ヶ尾城跡
まつがおじようあと

[現在地名]丹原町古田

古田の西の松ヶ尾にある。上段は東西一五間、南北一〇間、下段は東西二〇間、南北一〇間の回字形をなす。史実不詳であるが得能氏居城であったといわれ、また川之江城主河上但馬守安勝は当城から移ったとも伝えられる。

「伊予国桑村郡古田村地誌」「伊予温故録」によると、村の西七町余の山字増田池上ますだいけがみに城山跡があり、稲井城跡ともいわれる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android