東雲神社(読み)しののめじんじや

日本歴史地名大系 「東雲神社」の解説

東雲神社
しののめじんじや

[現在地名]松山市丸之内

松山城郭のあるかつ(城山)の東側中腹の小高い所にあり、もと杉谷すぎたに町に属した。松山一一代藩主松平定通が同家の祖松平定勝(徳川家康の異父弟)の霊を祀るために、文政六年(一八二三)一二月に仮殿を造営したのに始まる。菅原道真・天穂日命を合祀し、天保一一年(一八四〇)本殿が落成した(松山叢談)。昭和二〇年(一九四五)戦災により社殿を焼失したが、同四八年復興工事を完了し、松山大神宮を合祀した。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android