東院(読み)とういん

世界大百科事典(旧版)内の東院の言及

【平城宮】より

…他の官司はその官司の本体を発掘したわけではなく,その周辺部で兵部,民部,式部各省関係の木簡,墨書土器が見つかったことによる。
[東院]
 平城宮が関野説より,東へ拡張している部分で見つかったもので,まだその規模等はよくわかっていない。大規模な石組みの池をもち,遣り水の施設などのある庭園を南東部分につくった離宮的なもので《続日本紀》では東院,楊梅宮(やまもものみや)などとよばれている。…

※「東院」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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