東脇浦(読み)ひがしわきうら

日本歴史地名大系 「東脇浦」の解説

東脇浦
ひがしわきうら

[現在地名]熱田区内田町

かた町の東、羽城はじよの西にあった浦。西の潮音寺ちようおんじより東の図書ずしよ橋まで浜通りの長さ一三九間半。家数は一一六戸で、うち一戸は船年寄、三戸は船会所の肝煎と小使で、その他はすべて船乗りの家ばかりであった。当所が開発された年代は不詳であるが、中道なかみち町・富江とみえ町・片町・七軒しちけん(七間町)の四ヵ所とともに、昔は東脇村一村であった。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android