東祖谷山村(読み)ひがしいややまそん

日本歴史地名大系 「東祖谷山村」の解説

東祖谷山村
ひがしいややまそん

面積:二二八・六二平方キロ

郡の南東部に位置し、東は美馬みま一宇いちう村・木屋平こやだいら村、北は三加茂みかも町、西は西祖谷山村、南は那賀なか木頭きとう村、高知県香美かみ物部ものべ村・同県長岡ながおか大豊おおとよ町。村域東端につるぎ(一九五四・七メートル)がそびえ、ほぼ中央を祖谷川が西に向かって曲流し、これに沿って国道四三九号が通り、途中主要地方道山城やましろ―東祖谷山線を分け京柱きようばしら峠を越えて大豊町に抜ける。村域は中世近世を通し祖谷山に属し、東西に分れたうち祖谷山東分にあたる。美馬郡に所属。明治二二年(一八八九)町村制施行により同郡東祖谷山村が成立。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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