東湯舟村(読み)ひがしゆぶねむら

日本歴史地名大系 「東湯舟村」の解説

東湯舟村
ひがしゆぶねむら

[現在地名]阿山町東湯舟

西湯舟にしゆぶね村の東、南は上友田かみともだ村に接する。近江との国境山地寄りに集落が散在し、西湯舟村より柘植つげ(現伊賀町)に出る道が東西に貫通、分れて北上し近江の和田わだ(現滋賀県甲賀町)に至る道がある。南の上友田村・中友田村を含めて古くは湯船庄であったため、ぼうだには上友田村にまたがっている。

慶長六年(一六〇一)古検を改めている。本高五五六・四二二石、平高八二七・三一七石、寛延(一七四八―五一)頃の戸数七八、人口三一〇、馬一三。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android